カブさんのことしか考えられない
こんにちは。グランド肉片です。
カブさんのことしか考えられない。
カブさんは、ポケットモンスター ソード・シールドに登場するほのおタイプのジムリーダーで、初老で、いつでも背筋が伸びて姿勢がいい。
それ以外のことはまだゲーム内で進んでいないので知らない。
まだ初めのジムの町にすらたどり着いてない。
でもカブさんのことしか考えられない。
カブさんは私の恩人である。
小学生のころ、ポケモンが怖くて、でもポケモンバトルもコンテストもしたい感情をこじらせていた私とポケモンを接続してくれたのは、3年生のときにポケモンの授業に来てくれた当時まだ30代くらいのカブさんだった。
今でこそポケモンだいすきだけど、昔本当にポケモン苦手でさ。お母さんが言うには3歳ぐらいの時にホーホーに追い掛け回されたのがトラウマになってたらしい(覚えてない)んだよ。だから小学生になってみんながポケモンの話してても馴染めなくて、友達もあまりいなくてって感じだったのね
— いなと🎄雪降る遺跡強化週間 (@illumination_17) 2019年12月2日
カブさんに会いたい。
ゲームを進めたいけれど、わたしはガラル地方を旅するトレーナーでありながら社会人なので昼間は会社にいるし、さらに二次創作をするのが大好きなツイッタラーなので自分の冒険を日記にしてしたためている。
一日にあまり出来事が多すぎると書ききらない。なので、一日1時間程度が限界で、本当に物理的にいつカブさんに会えるのか全然わからない。
昨日はジムチャレンジの開会式があって、私はダンデさんに推薦状をもらえたのではるばるエンジンシティまで電車と徒歩で移動して、なぜかキャンプでカレーを2回も作って、開会式に参加した。
そこにカブさんも来ていた。
カブさんは白髪交じりの初老の男性だが、そうと思えないくらい動きが機敏で、姿勢がいい。
いつでも真面目過ぎるくらい背筋を伸ばして脇をしめて、決まった歩幅で走っている。
カブさんのことしか考えられない。開会式はずっと、カブさんのボトムスとハイソックスの間から見える皮膚の部分のことを考えていた。
カブさんの膝は筋肉と骨で四角くもりあがっている。
どれくらい固くて、きっちり四角なんだろう。触って確かめたい。
カブさんのことしか考えられない。
ガラル地方はきっと緯度が高い場所にあるので、冬場はとても寒いだろう。
カブさんはほのおタイプのジムリーダーなので暖に不足はないだろうが、とはいえ暖かい恰好をしてほしいし、困った顔で「今日は冷えるね」って話しかけてほしい。
キャンプをしてみて、私は割とカレーをつくるのがうまいことが分かったので、カブさんにも寒い日に私の作ったカレーを食べてほしい。カレーはなぜかキャンプでしか作れない。
だから私のキャンプにカブさんも来てほしい。
キャンプでヤクデ(カブさんが持っているらしい。詳細は知らない)や私のポケモンと仲良くしているのを眺める生活がしたい。
カブさんのことしか考えられない。
カブさんのことしか考えられない。
カブさんの特集ドキュメンタリー番組を5時間くらいで我慢するので作ってほしい。
小さい頃にホウエン地方で行った場所とか、そういう写真が欲しい。そしたら聖地巡礼をしに行ける。
ガラル地方にはカブさんのジムも、ファンクラブも、普段生活してる家や、お気に入りの本屋とかカフェとか、そういう場所がきっとあると思うと胸が苦しい。私はまだカブさんのポスターすらもってない。欲しい。カブさんと同じ次元にいたい。
わたしは楽しみすぎることがあるとその時がはやく来てほしいのでその瞬間まで気絶していたくなってしまう。
カブさんに会えるその瞬間まで気絶していたい。カブさんのことしか考えられない。
胸の内がざわざわする。カブさんに会いたい。
カブさんのことしか考えられない。